30代から期間工をはじめた元正社員の記録。派遣のPEO経験、マツダの期間工を期間満了、期間工の活用法をお教えします

【期間工と税金】失業保険が非課税というメリットを活かそう

 
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無職生活も2ヶ月目を迎えて無職も板についてきました。

どうも

ハデスです。

現在失業中の私ですが、来週に2回目の失業保険(基本手当)の認定を受けます。

金額にして16万8000円

期間工時代の給与と比べると少なく感じますが、貯金を減らさずに生活するには十分な金額です。

今回は【期間工と税金】の話で失業保険が非課税であり、結構メリットもあるという記事を書いていきます。

■期間工と失業保険

 

期間工は1年以上働き、かつ満了で退職すると退職後の翌月より失業保険(基本手当)がもらえます。

期間工は失業保険についてはかなり優遇されているのです。

  • 満了退職であればより3ヶ月の給付制限なし
  • 再就職手当などの受給を受ける基準も優遇されている
  • 月給も多めの為給付額も多め

他にもメリットはありますが簡単に書くとこんな感じです。

失業保険の詳しい詳細やメリットについては以下の記事に書いてありますので参考にしてください。

 

私が実際に期間工満了から失業保険を受け取るまでの記事も書いてありますので参考にしてください。

 

■失業保険は非課税であるメリット

 

 

失業保険は非課税です。

つまり「所得」ではないのです。

この「所得」ではないということで様々なメリットが生まれてきます。

◇失業保険(基本手当)については所得税を支払わなくてよい

 

期間工を満了退社後、失業保険をもらった場合で確定申告をする場合、失業保険は申告する必要はありません。

よって失業保険の収入については所得税を支払う必要はないのです。(あくまで失業保険の部分のみ)

 

◇失業保険は住民税もかからない

 

住民税は

「所得」に関係なく5000円(県民税1500円、市町村税3500円)
          +
「所得」金額の10%(正確には所得-所得控除の10%)

を支払わなければなりません。

失業保険に関してはこの住民税も支払わなくてOKです。

私の場合ですと

失業保険(基本手当)90日分で約54万円を受給予定なのですが

本来これが「所得」とみなされると54万円の10パーセントの5万4000円を住民税として支払わなければならないのです。

この支払いが失業保険だと免除されているのです。

◇社会保険料もかかりません

 

厚生年金保険料も健康保険料も失業保険にはかかりません。

私の場合も月額の報酬で換算すると失業保険で18万円ほど収入がありますが、社保の天引きはありません。

ただし、退職すると健康保険は加入してない状態になるので

  • 任意継続
  • 国民健康保険加入
  • 扶養に入る

いずれかで健康保険にはかならず入っておくようにしましょう。

 

◇再就職手当も非課税

 

再就職手当とは簡単に言うと国からの早期就職お祝い金みたいなものです。

失業保険(基本手当)の給付日数が十分に残っている段階で就職した人は、

失業保険(基本手当)の給付総額の最大70%を一時金として受け取ることができるという制度です。

私の場合ですと

失業保険給付総額:約54万円

ですので再就職手当の最大金額は

37万8000円

です。

この金額を一時金として受け取ったとしても所得税も住民税も社会保険料もかからないのです。

仮にこの金額を会社のボーナスとして受け取るには額面で45万円ほど必要になってきます。
(所得税と住民税、社会保険料が引かれるため)

 

◇国民年金だけは失業中でも支払いの義務あり

 

失業保険が税金、社保を支払わなくていいということを書いてきました。

ただ、国民年金だけは失業だからといって免除されるわけではありません。

何もしないでおくと

国民年金保険料

1万6340円

は支払わなくてはなりません。

ただし、支払うことが困難な場合は免除申請、猶予申請をすれば金額の減額か支払いの先延ばしができる場合がほとんどです。

どうしても1万6340円が支払えない場合は忘れずに申請をしておきましょう。

 

■期間工が失業保険(基本手当)を最大限に活かすには

失業保険はあくまで仕事を探している時に給付されるものです。

よって失業中にバイトや労働をすると失業保険はもらえません。

期間工が失業保険を最大限に活かすには、

【お金にならないけどやりたいことや下積みしたいこと】をすることです

例を挙げると

  • 勉強(資格取得や独立のためのもの)
  • ブログ(最初は収入がなくても失業保険がある)
  • 旅(月に18万円くらいは使っても大丈夫)
  • 読書(インプットしたいだけできるし、本代は失業保険でいける)
  • ゲーム(ユーチューブにアップすれば副収入のきっかけになるかも)
  • 映画鑑賞

などです。

お金のことをある程度気にすることなく、失業中はやりたいけどお金や時間の問題でできなかったことをやりましょう。

できれば、なりたいものや経験としてプラスになることをやることをおススメします。

現在無職の私の場合は勉強とブログと読書、ゲームに時間を使ってます。

そして期間工は満了していると次の期間工先も見つけやすいので、3ヶ月の充電期間が終わればすぐに期間工に復帰可能です。

 

■まとめ

今回は失業保険は非課税であり、期間工で無職になることのメリットを書きました。

  • 期間工は満了すると失業保険をすぐにもらえる
  • 失業保険は所得税、住民税などの税金は非課税で申告の必要なし
  • 失業保険は社会保険料もかからない
  • 失業中であっても国民年金保険料だけは支払い義務あり
  • 失業中はお金を稼ぐと失業保険が減額になるので、お金にならないけどやりたいことをしよう

以上になります。

先月後半からブログかなりサボってしまったので12月は更新頻度あげていきたいと思います。

今回は以上です。

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Comment

  1. トッポ より:

    はじめまして。いつもブログを拝見して参考にさせてもらっています。

    私は期間工になるためにアウトソーシングに面接に行き、PEOを勧められました。

    ブログを読んでいて、気になったことをいくつかご質問させてください。

    1 PEOだとPEOの正社員として雇用されるので、派遣先の企業で直接正社員になる事はできないのか?

    2 PEOの正社員として企業に派遣された場合、派遣扱いなので派遣先で働ける期間は最長で3年という事なのか?

    • >トッポさん

      コメントありがとうございます
      1 PEOだとPEOの正社員として雇用されるので、派遣先の企業で直接正社員になる事はできないのか?

      A 派遣先の企業で正社員になることはできません。
       期間工として赴任すれば期間工先で正社員になるチャンスがあります。

      2 PEOの正社員として企業に派遣された場合、派遣扱いなので派遣先で働ける期間は最長で3年という事なのか?

      A 派遣扱いなので一つの派遣先で最長3年です。(正確には2年11ヶ月)です
      2年11ヶ月たった後、PEOが派遣している派遣先から次の赴任先を選ぶことになります。

      PEOの場合は派遣先の企業に担当者がいます(派遣の担当者のイメージ)
      希望すれば人材の管理に行くことも可能です。

      PEOにいた身としては、1年前にいたときは組織として未完成な部分が多いなと感じました。
      送迎のルールや制服のことなど、トラブルは絶えなかったです。(担当者がやばい奴ではあったので。)
      労働内容はPEOも期間工もかわらないので、期間工で働けるのであれば期間工をおススメします。

  2. トッポ より:

    ご返答ありがとうございます。

    担当者に同じ質問をしたところ、以下の回答がありました。

    Q PEOだとPEOの正社員として雇用されるので、派遣先の企業で直接正社員になる事はできないのか?

    A ◯◯は、1年働いて上からの推薦があるとPEOの社員として◯◯で働いてる方から変わり◯◯の社員としてなる事ができます。

    派遣先で違いがあるのでしょうか?

    Q PEOの正社員として企業に派遣された場合、派遣扱いなので派遣先で働ける期間は最長で3年という事なのか?

    A 最長等期間はございません。

    ハデスさんの仰っていることと違っていて、どちらが正しいのでしょうか?

    お忙しいところ、度々すみません。

    • >トッポさん

      コメントありがとうございます。

      1.PEOの社員から正社員になれるかどうか

      私のいたころはなれませんでした。

      ただ、私がいたころ労働組合等を作っている最中だったので、変更があったのかもしれません。

      期間工先で違いはあると思います。

      期間工先で正社員になる場合、いずれにしても社員登用試験を受けないといけません。
      おそらく正社員になれるというのもPEOの独自ルールとしてできたのだと思います。

      ただし現場の社員がそのルールを知っているかというと知らない可能性が高いです。

      現場の社員がそのルールを知らなければ推薦できないんですよね。

      1年以上働いて上からの推薦があった場合は正社員になれるのではなく、社員試験を受けられるということだと思います。

      2.最長等期間について

      これも私がいるときは同一事業所に最長2年11カ月でした。

      最長等期間についてはPEO自体には存在しません。
      ただし、PEOと派遣先の企業との間では3年以内の派遣と私の事業所ではなっていました。
      (私も確証はもてませんが、そこをはっきり聞いたほうがいいと思います。)
      同一事業所に希望すればずっと働くことができるのかと。

      私がここまで言うのは、私も期間工を希望してPEOを勧められPEOに行ったのですが、

      言ってることと実際が違うことが多いということです。

      期間工とPEOの決定的な違いは、期間工は直接企業に雇用されている点とPEOは間接雇用ということです。

      特に社員になるということについては、期間工より相当低くなるとみたほうが良いかもしれません。

  3. トッポ より:

    ご丁寧に説明いただき、ありがとうございました。
    大変勉強になりました。

    これからもブログを参考にさせていただきます。

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