30代から期間工をはじめた元正社員の記録。派遣のPEO経験、マツダの期間工を期間満了、期間工の活用法をお教えします

【PEOの話】派遣型社員VS期間工

 
この記事を書いている人 - WRITER -

どうも

ハデスです。

スバルの期間工に赴任して、

改めて私が最初に工場ライフをスタートさせたPEOについて語りたくなりました。

PEO,マツダ期間工、スバル期間工この3つを比べてPEOがダントツにひどかったなと(笑)

PEOについてはここでは詳しく話しませんが、簡単に書くと派遣型正社員です。

PEOに正社員として雇われて、PEOから様々な企業に派遣されると言うような業態です。

PEOが闇な理由を改めて書く

・PEOの担当者が1事業所あたり1人の場合が多い(まれに2人)

PEOの担当者は、赴任者の入居の手続き、給与計算、制服の手配、様々な書類の手続きの管理、送迎バスの管理、勤怠の管理、入社時の健康診断の手続きと送迎等の業務が満載です。

それが30〜40人ほどになってくると正直、手は回らなくなります。

その状態でどういうことが起こるかと言うと、

給与計算ミスで残業時間が少なく申請されている

制服等注文しても、なかなか来ないし、忘れている場合もある

制服のサイズを間違える(PEOの場合一度制服を着用すると返品不可という鬼仕様)

保険証がなかなか届かない

送迎バスが来ない。もしくは大幅に遅れてくる

担当者の手が回らないために、

工場で働く私たちのストレスが半端ないです。

・給与や祝い金、表示されているより手取りを考えると期間工より少ない

まず祝い金だが賞与扱いなので、税金と社保ががっつり引かれる。
(期間工は額面まるまるもらえます)

給与だが、住居の水道、光熱費等は自腹のため、そこは差し引いて考える必要がある。

給与は固定給だが、欠勤になると月の給与から日割りで日当分が引かれる。
(私の場合は1日休むと約13,000円ほど給与から天引き、インフルエンザになったので地獄の月があった。)

それを考えると派遣工で高額時給で働いた方が稼げるような気もする。

・変な人が多い気がする(笑)

私の赴任先だけなのかもしれないけど、くせがすごいひとが多い気がします。

平気で欠勤する人や情緒が不安定な人、20代の精神状態の50代など期間工に落ちたなと思う人も
多数います。欠勤理由もだるいからとかスロット行きたいからとか、それでいいんか?と思われる人
多いし、朝っぱらから今まで酒飲んでたやろうという匂いをさせてくる人もいます。(マスクでごま
かせると思ってるようやけど無理だぞ(笑))

もちろんまともな人が大半ですが、期間工に比べてやばい人の比率は多い気がします。

アウトソーシングの面接で期間工うかりそうにないなと思った人は無条件にPEOに放り込んでいる
状況なんじゃないかな。

 

PEOで正社員VS大企業の正社員

PEOから派遣されてやる作業も期間工の作業もやる内容はほぼ一緒です。

PEOで順調に派遣先で頑張り、ボーナスももらえるようになってきたとします。

派遣先での勤務は最長で3年未満、期間工の最大年数とかわりません。

派遣先で長く勤務を続けていると、順調に評価を得て、仕事もやりやすくなっていると思います。

ただしPEOでは3年未満で強制的にその職場をさらなければなりません。

期間工の場合、1年以上に働いていると、正社員登用の試験を受けられるようになっていると思います。

期間工とPEOであればそんなに条件に大差ないですが、例えばトヨタの正社員とPEOの正社員だと給与

面でも社会的地位でも後者のほうがダントツで上です。PEOから派遣されていると雇用面で囲われて

しまっているため、期間工先での正社員登用試験も受けることはできません。

PEOで1年以上頑張ろうと思っている人は、期間工で1年以上頑張って期間工先で正社員になった

方がだんぜんいい選択だと思います。

 

PEOは法律に期間工は会社の就業規則に守られている

 

 

 

まずPEOにも就業規則はありますが、法律で定めらているものとほぼかわらないです。

一方期間工はそれぞれの期間工先の就業規則によって守られています。

それによってどういう違いがでてくるかというと、期間工先(大企業)の就業規則は会社側にとって

厳しい、つまり働き手にとって有利な場合が多いと言うことです。

例えば時間外時間については法律では申請があれば月に80時間まで残業していいとなっていますが、

マツダの場合は最大で45時間をこえてはならないとなっています。

スバルの場合、就業規則をもらってないのでなんとも言えませんが、40時間は超えないように

月のスケジュールは管理されていると思います。

あとは様々な手当の充実やボーナスの額など、長い歴史で強い労働組合が勝ち取ってきた恩恵が

就業規則に現れているのです。

一方でPEOは発足がわずかで、労働組合もできて日が浅いです。つまり労働者の権利が期間工にくらべて

低いというのがここでもわかります。

 

まとめ

 

この内容で何回か記事を書いている気がしますが、改めて言います。

アウトソーシングでPEOの話をされたら、保留して他の紹介会社に連絡して期間工を目指してください。

PEOの派遣先によっては残業がめちゃくちゃあり、期間工のトヨタ並みに稼げるところは確かに存在します。

ただし、毎日3時間残業して、毎週休出して、残業、休出もほぼないトヨタと一緒ってことを覚えておいてください。PEOに誘われるときは「期間工より稼げる」とか「トヨタと大差ない」と必ず担当者が言ってくるので、そこにはご注意を。

ペオ(PEO)のことになるとどうも熱くなってしまいます。

少しでも被害者がすくなくなればいいな(笑)

それではまた。


期間工ランキング

p;

この記事を書いている人 - WRITER -




- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 真期間工クエスト ハデスのブログ , 2019 All Rights Reserved.